オーガニックのメリットとデメリット


オーガニックの良い所と悪い所と効果についてお伝えします。

私は添加物と科学物質を一切摂取しない生活を3年実施しました。

やってみた効果や感想をわかりやすくご報告します。

結論を先に言うと、

オーガニックはオススメしません。

内容が気になる方はこれより先をお読みください。

オーガニック画像
オーガニックのメリット
  • 体調がよくなる
  • 肌がきれいになる
  • 味が美味しい
オーガニックのデメリット
  • 仕入れ時の値段が高い
  • 入手しづらい
  • 生活に制限がでる
  • 薄毛は治らない

メリット

体調がよくなる

添加物、化学物質を摂っていた時に比べると、

胸の締め付けが無くなった
動悸やだるさが無くなった
腹痛が起きなくなった

私はオーガニックの食材以外を口にすると、食後胸の締め付けや動悸、だるさ、胸やけの症状がありました。

しかしオーガニック生活3日程でそれらの症状は完全に無くなりました。

コンビニ弁当やカップ麺を食べると高確率で食後すぐに腹痛が起きていました。

オーガニック生活に変えてからは食後すぐの腹痛が改善されました。

更にオーガニック生活1か月で便通が良くなりました(2日に1度のペース)

肌がきれいになる

添加物や化学物質を扱った時に比べると、

ニキビや肌荒れ、痒みが減った
アレルギーが起きなくなった

日々、香料や防腐剤の入った化粧水や乳液を使用していた時は、ニキビや肌荒れが起きていました。

香料や防腐剤などのいわゆる石油系の界面活性剤を使用していないものに変えた所3ヶ月でニキビや肌荒れが発生しなくなりました。

化粧品を変更する前までは、朝起きた時に皮脂で顔がギトギトしていました。

過剰な皮脂の分泌が抑えられたのか、ギトギト皮脂がさらっとした皮脂に変化し、手で触ってもこびり付かない程度まで良くなりました。

エステには通っていないのでアイドルや芸能人のようなマシュマロ肌とまではいきませんが、肌がワントーン白くなり、みずみずしい肌になる事が出来ました(これはかなり嬉しかったです)

私は皮膚が弱いので食器用の洗剤で手がかぶれたり痒みが発生していました。

お風呂の時もボディーソープやシャンプーを使用した後、日によっては痒みに襲われ不便な生活をしていました。

こちらも石油系の界面活性剤を使用していない石鹸シャンプー(天然素材のみを使用したもの)に変えたら治りました。

味が美味しい

添加物、化学物質が含まれている食材と比べると、

薬の味がしない
舌が麻痺しない
旬のものを選べる

栄養価は変わりませんが、薬品の味や香料等の味がしないので食材そのものの味が楽しめます。

オーガニック食品に慣れてしまうと添加物で舌がピリつき、味覚がおかしくなります(数時間で治ります)

※栄養価について

ロンドン大学が2009年に162件のオーガニックに関するデータを求めた統計的レビューを行いました。
1958年~2008年の50年間の栄養分析を行った結果、栄養価は変わりないと発表しました。
しかし、12件の健康に関するデータをまとめたものには、
残留農薬の少ない方が子供の皮膚炎や喘息が改善されたという件もある。

ロンドン大学

統計的レビューとは文献をくまなく調査しデータの偏りを限りなく除き分析を行う手法のこと

メリットをまとめると、1番良い点は体調面や肌のトラブルが改善されることです。

次点でオーガニックが普及することで動物実験が減り、自然や地球環境、生産者にも優しいという事です。


デメリット

仕入れ時の値段が高い

農薬入り、添加物入りの商品と比べると

キャベツ1個  ¥198が¥298
ごぼう1本   ¥158が¥278
 味噌     ¥398が¥1000
 塩      ¥198が¥800

お店によって価格は違いますが農薬、添加物入りの方が価格が安いです。

入手しづらい

卵は平飼いで飼料もこだわっている
魚は天然(でも水銀やマイクロプラスチックの恐れあり)
塩は精製塩ではなく天然塩
野菜は無農薬、無化学肥料、無除草剤のもの

私は毎回、数十社から取り寄せをしているので正直かなり億劫です。

費用対効果が見合っていません。

生活に制限が出る

外食ができない
食べれるものが限られる
添加物を摂ると腹痛になる
洗剤など洗浄力が弱い

外食は何がどれだけ使われているか、どんな調理方法かがわからないので、怖くて行けません。

人件費や家賃などの固定費用やコスト面から考えると比較的安価で手に入る化学物質を使用した調味料や養殖の魚介類、ホルモン剤投与の肉類などを使用しているのではないかと思います。

アイスやお菓子、カップ麺、コンビニ弁当やパンなども添加物が入っているので食べれません。

オーガニックに慣れてしまうと特に香料の味が強すぎて食品がまずく感じます。

外食や添加物を摂ると腹痛や胸やけといった体調不良が確実に起こるようになってしまいました。

キッチン用の洗剤やボディーソープ等の洗浄力が弱く、洗うのに時間と手間が掛かります。

頭髪を洗うシャンプーは2回洗わないとしっかり洗えた感じがありませんでした。

油を使用したフライパンは10分念入りに洗ってようやくきれいになるレベルです。

私は手荒れが激しいので、どんなに時間が掛かろうが背に腹は代えられないので、刺激がない洗剤で満足しています。

薄毛は治らない

オーガニック生活を始めて食品や化粧品を全て変えましたが、薄毛は治りませんでした。

しかし髪の毛は太くなり毎日の抜け毛は半分近くに減った実感はあります。

私が期待していた効果は、すでに抜けてしまった部分が再び生えてくる事だったのですごくがっかりしています。

オーガニック生活をやってみて、薄毛に関しては遺伝や体質が大きく関係しているのだと思いました。

デメリットをまとめると、1番悪い点は費用対効果が見合っていない事です。

次点で日本では100%のオーガニックは不可能だという事です。

外食すると腹痛や体調不良になりますし食べるものも制限されるのでかなり不自由です。

ここまでが私のオーガニック生活の実体験のご報告でした。

デメリットのまとめでお話した通り、野菜のオーガニックは100%無農薬、無添加ではないので、そのことについて軽く触れてから結論に入らせていただきます。

100%無農薬、無添加ではない

欧州と日本のオーガニックの差
日本の変な制度=有機JAS
自然栽培とオーガニック
水道水に微量の農薬が含まれている

オーガニック認定の基準が欧州は完璧なのに対して、日本は一部農薬の使用をOKとしています。(硝酸態窒素が発生する可能性あり)

自称オーガニック商品です!が発生しないようJASという会社の認証制度となっています。

自然栽培はオーガニックの更に厳しい基準のことでオーガニックの一種です。

日本は水道法により微量の農薬を入れなければならないことになっています。

2022年4月には更に新たな農薬を1種類追加し、2種類の農薬に至っては更に多く入れる事になりました。


日本は農薬に対する規制が緩いので、100%のオーガニック生活は不可能となっています。

自然栽培だろうと水道水を使用している以上微量の農薬が混入してしまいます。

本当に100%のオーガニック生活が出来た時、今まで上げてきた以上のメリットがあるのかどうかが非常に気になる所です。

オーガニックのメリットとデメリットの結論

オーガニックは実際どうなのか?

メリットとデメリットをまとめた結果、アレルギー体質の方はメリットの恩恵を限りなく受け取れます。

(私はアレルギーや体調不良が治ったので続けます)

しかしオーガニックでなくても特に日常生活に問題無い人は、オーガニックに切り替える必要はありません。

排毒(デトックス)さえすればOKです。小便、汗など。

3年間オーガニック生活をやってきた結論ですが、食べ物に関しては小麦や牛乳、コンビニ弁当等の大量の添加物を抑えるだけで十分です。

化粧品に関しては肌がきれいになるのでオーガニック製品が良いと思いました。

おわりに

私は化学物質や添加物もオーガニックもどちらが良い悪いというのはないと思っています。

戦後食糧難を救ってきたのは農薬や添加物であり、政府も自然栽培を邪険にしてきた歴史があります。

大量生産された安価な調味料やコンビニ弁当、カップ麺は不景気かつ忙しい現代人の味方とも言えます。

豊かに生きていくためには自分に合ったものを選んでいく、それが大切です。

そのためには情報や知識が必ず要ります。

私の体験談が多くの方の役に立てれば嬉しいです。


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